ドゥオモから徒歩8分
TEL.055-2768224 055-2768325
9時~19時(木曜・祝日は~14時)
入場券は閉館1時間前まで購入可
休日:なし 料金:6ユーロ
シニョーリア広場に面した高さ94mの鐘楼がひときわ目をひく、
14世紀初頭に建てられた、かつてのフィレンツェ共和国の政庁舎。堅固な外観 のゴシック建築です。
コジモ一1世が居城とした16世紀にルネサンス様式に改装されました。
そこにはヴァザーリやブロンツィーノの絵画とマイアーノの彫刻により、
壮麗な世界が完成されました。
コジモ1世はメディチ宮殿からヴェッキオ宮殿に居を移すにあたって、
ヴァザーリにこの大広間の改装を命じました。
ヴァザーリはトスカーナ公国の勝利の数々を壁画にして大広間を埋め尽くしました。
この宮殿にはルネサンスを推進させるためのエンジンが
14世紀始めごろ設置され、その後約300年間、休まずに猛開店を続けていました。宮殿の隣には、マニエリズム様式の群像を配した、1563年から1575年にかけて作られた
「ネプチューンの噴水」(海の神)があります。作者はバルトロメオ・アマナーティで、ローマのヴィラ・ジュリアの装飾を手がけた人物です。
古典的なテーマの「サビニの女の略奪」はマニエリズムの彫刻家、
ジャンボローニャによる作品です。ロッジア(開廊)デラ・シニョーリアにあります。
ベッキオ宮殿の前には、
ミケランジェロ作「ダヴィデ像」(これはコピーです)をはじめ、バッチオ・バンディネッリ作「ヘラクレスとカクス像」など、様々な彫像が並んでいます。
べッキオ宮殿の入り口はシンメトリーではなく塔とともに右手に偏っています。
このバランスの崩れを、2つの巨像が見事におぎなっています。
いさましい像は、フィレンツェの不屈の闘志を表現しています。
フィレンツェ共和国の依頼で「ダビデ像」を制作したミケランジェロは、
この作品で一気に名声を獲得しました。1504年に完成。しかし、オリジナルは1873年にコピーと入れかえられました。
この巨像をどこに置くかについては、ミケランジェロ自身の意向が強く働いたと
いわれています。
独裁と闘う民主の勝利という意味でこの場所が選ばれたのです。
ファサードの上部には、キリストのモノグラムを浮き彫りにしたメダリオンが
青のバックで2頭のライオン像に囲まれ、破風付きで飾られています。このメダリオンの下にしるされたラテン語は、1551年コジモ1世の命により
ここに移されたもので、もともとこの箇所にはその30年前から
別のラテン語がしるされていました。
館内に入ったら2階、3階へ。趣の違う各部屋が続いています。
特に2階「チンクエチェントの間」「五百人広間」は必見です。ヴァザーリと弟子による天井や、 壁一面の華麗なフレスコ画に圧倒されます。
そこにはピサとの戦闘の模様が描かれています。
ミケランジェロ作「勝利像」も置かれています。
「レオ10世の間」は2階の君主の間のひとつです。
メディチ家出身の教皇レオ10世の生涯が、ヴァザーリとその弟子の手で、壁面と天井に描かれています。
3階の「百合の間」はフィレンツェのシンボル「花」である、
百合の花の紋様で壁・天井びっしりと埋めつくされています。装飾を受けもったのはべネデット・ダ・マイアーノで、
特に天井の壮麗な格子天井の細工は見事の一言です。 このほか、16世紀の地図を織り込んだタペストリーがかけられた
「衣装部屋」「教皇レオ十世の居室」「行政長官の居室」「コジモ1世の居室」
コジモ1世の妻「エレオノーラ・デ・トレドの居室」などがあります。
また、建物の一部は現在も市庁舎として使われています。
イタリアの町並みは中世そのままで、初めて行ったときは異世界でした。
いたるところに彫刻がゴロゴロとあり、バスの中から「写真撮って~!!!」とかなり興奮したのを覚えています。
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