
サンタマリア・ノヴェッラ中央駅から徒歩2分。
TEL.055-215918
9時~16時30分(金・日曜・祝日は13時~)
休日:なし
料金:2.50ユーロ フィレンツェ駅の駅前広場、南に位置している緑と白を基調とした大理石使いの教会。
街の東にあるサンタクローチェ教会がフランチェスコ会の教会であったのに対し、
サンタマリア・ノヴェッラ教会はライバルである、ドメニコ会の教会です。
街をはさむようにして二つの教会が存在し、当時の教会の力関係をうかがわせます。
11世紀末の教会を元に、13世紀中期にドメニコ会修道士によって現在の形に整えられました。
トスカーナ地方では、最も重要なゴシック教会の一つです。ファサードは下部がロマネスク様式で、フラ・ヤコポ・タレンティによるものです。
上部は15世紀半ばにレオン・バティスタ・アルベルティにより完成されました。
正面入り口は制作の依頼主であるルチェッライ家の紋章をつけた立派なものとなりました。
外部の上部と下部はみごとに調和を保ちながらルネサンスのデザインを完成させています。
ファサードはルネサンス様式ですが、外壁や内部の柱はゴシック様式で、そこにロマネスク様式も共存しており、時代の流れを感じさせます。
修道院が最大規模だった頃は、その菜園が現在の駅にまで及んでいたそうです。
教会の内部はドメニコ会の力を反映して豪華な美術品がみられます。
それは、とても重厚な雰囲気。ストロッツィ家礼拝堂はフロレンティン・ナルドのフレスコ画「最後の審判」が、
壁面いっぱいに描かれています。ドメニコ会の教会には地獄絵が多く、「最後の審判」もそのうちの一つです。
主祭壇奥の大礼拝堂には、ギルランダイオの「マリアと洗礼者ヨハネの生涯」が
絵巻もののごとくに綴られています。主祭壇左手はゴンディ家礼拝堂。ここにはブルネレスキによる「キリスト像」があります。
この「キリスト像」は木彫作品であり、ブルネレスキがドナテッロの作品に刺激をうけて作成したものです。
おもしろいことに、ドナテッロはブルネレスキ作の「キリスト像」を見て
そのリアルさにショックをうけ、持っていた卵を取り落としたという、
たがいをライバル視するかのようなエピソードがあります。
左側廊下にはマザッチョのフレスコ画「三位一体」があります。
マザッチョは初期フィレンツェ・ルネサンスの代表作家です。「三位一体」はブルネレスキの影響を受けており、
奥行きのあるアーチ構造は巧みな遠近方で描かれています。
神(父)・キリスト(子)と鳩(精霊)の一体をあらわした絵です。1427年の作品です。
鐘塔と聖具安置所が付属しています。
右手には墓地があり、ギルランダイオが眠っています。
左手には修道院があり美しい緑の回廊があります。イタリアの町並みは中世そのままで、初めて行ったときは異世界でした。
いたるところに彫刻がゴロゴロとあり、バスの中から「写真撮って~!!!」とかなり興奮したのを覚えています。
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Tags: イタリア, サンタマリア・ノヴェッラ教会, フィレンツェ
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